学ぶスキルが高いと評判のZ会幼児コース。
子どもが自然と自ら考える力が身につくとも言われています。
幼児期に教材を取り入れるのであれば、何か手応えは感じたいものです。
でもなかなか子どもに合う・合わないがあるのも事実。
学習に力を入れるZ会幼児は特に、合う子と合わない子に別れそうな気がします。
そこで今回、Z会幼児コースの特徴や評判についてまとめました。
レベルが高い教材だからウチの子には合わないと、選択肢から除外している方もいるかもしれません。
本当にZ会幼児はある程度の知識がないと取り入れることは難しいのか?徹底検証しました。
Z会幼児ってどんな教材なの?
Z会は幼児コースだけでなく、小学生、中学生向けの教材も提供しています。
幼児コースも年少から入会することができるので、早期の学習を考える人にもおすすめです。
教材の特徴としてはワーク学習をメインに進めながら、実体験を活用して、子どもが自発的に学びに向かう力の土台を身につけてくれます。
勉強感が強いと、子どもはなかなか興味を示してくれません。
でもZ会幼児コースは学習だけでなく、工作などにも力を入れており「どうしたらできるのか?」を自然と子どもに感じさせます。
疑問があるから追求したくなるのが子どもごころです。
そんな気になる疑問が目の前で工作することで、いろいろな考え方を身につけていきます。
目で見るよりも手を使って学ぶので脳でたくさんのことをイメージすることもできるのが、Z会幼児の特徴の一つと言えるでしょう。
これまでの幼児向け教材とは視点を変えて、幼児期の柔軟な脳を刺激してくれるのがZ会幼児ですが、実際に取り入れる中でのメリットについても見ていきましょう。
Z会幼児のメリットについて
Z会幼児は学習と体験をバランス良く学ぶことができます。
そこで幼児期にたくさんの発見を得ることができるのですが、大人と比べても何倍も脳が柔軟でスポンジのように吸収する子どもにはどのようなメリットがあるのでしょう。
幅広い領域で多くの情報が吸収できる
子どもにはまだ早いかな?とどうしても親は考えます。
しかし子どもって知らないことを知る天才でもあり、疑いなく悩むことなく何でも吸収します。
これはいいことも悪いこともそうです。
子どもにとっては悪いこととは感じてないから、時に外で急に隠しておきたい事実を発しますよね。
ちょっと!と口を塞ぎたくなりますが、子どもにとってはある出来事の一つでいいこと、悪いことと判断していないんです。
これは学習においても同じで、難しいかなと大人が勝手に教えることを避けていることでも、子どもは簡単、難しいと判断しません。
まずは「なに、それ?」と興味を示します。
こうした子どもの特性を生かして、Z会幼児コースでは幼児期に必要な5つの領域に幅広くふれられるよう、カリキュラムを作成しています。
- ことば
- 生活・自立
- 自然・環境
- 数・形・論理
- 表現・身体活動
発見することを楽しむ時期だからこそ、どんな領域でも壁を作ることなく吸収します。
幼児期に普段の生活では親も教えることができないことをZ会幼児を通して、学ぶことができると子どもの視野はどんどん広がるのです。
子どもの「できた」が増えるから続けたくなる
Z会幼児コースは向き、不向きがあるように感じるかもしれませんが、どんな子どもでも問題が解けることで自信がつくのは同じです。
できることが増えることで、喜びの瞬間も増えますし、自信をつけることも出来ます。
自己肯定感が高まるという意味でもメリットになります。
考えてもできない、できない問題が続くと子どもは楽しみを感じられずに飽きるのですが、Z会幼児は子どものできたが増える教材を作っています。
できるから楽しくなっと、どんどん問題を解きます。
問題を解く時間が長くなるので、集中力も高まりますし、自然と勉強を楽しみながら取り組む姿勢を身につけてくれるのです。
子どもの世界が広がるから挑戦心や向上心が高まる
Z会幼児コースでは「かんがえるちからワーク」を学習の教材として用意していますが、もう一つのメインの教材として「ぺあぜっと」と言われる五感を使った体験の中で好奇心を無限に広げられる教材があります。
子どもの考えって親が想像する以上に右斜め上を行きます。
頭が柔軟だからこそ「こうしたらいいじゃん!」と言われる時にハッとすることも多いはずです。
そんな子どもに実際に多くの体験を経験されることで、子どもの興味を最大限に広げてくれます。
そこでさらに新たな発見が見つかるから、子どもは向上心が高まり、挑戦する気持ちが芽生えるのです。
Z会幼児コースの学習内容は?
基礎を身につける学習から、五感を刺激することで子どもの柔軟な脳を刺激します。
年少コースから年中コースでは、内容も異なるので入会を考える方は、いま入会するコースではどのような内容の学習ができるのかチェックしておきましょう。
年少コース
- ぺあぜっと
- ぺあぜっとⅠ
- かんがえるちからワーク
- いっしょにおでかけブック
- スタートセット
Z会幼児の年少コースでは親子で取り組む体験教材をメインに学習を進めます。
年少コースはZ会幼児の中でも最年少コースですので、親も取り組むのは初めてになります。
そこで「ぺあぜっと」の取り組み方や育児情報が載った保護者の方向け情報誌を内容が充実しており、教材もスムーズに進めることができます。
年少の時期の図鑑や絵探しなどの要素が入ったミニサイズの絵本型教材は、お子さん自身が手にするくらい興味をかき立てます。
早い時期からたくさんの発見が得られるのも年少コースのメリットになります。
年中コース
- ぺあぜっと
- ぺあぜっとⅠ
- かんがえるちからワーク
- ぺあゼットシート
- きいてわくわくえいごパーク
- スタートセット
年中コースからは英語教材もプラスされます。
親子で取り組む体験教材はもちろん、年中コースでも保護者の方向け情報誌の内容は充実しています。
また年中に進級することで子どもひとりで取り組む自習用ワーク教材も増えてきて、一人で考える力を養います。
英語学習は英語の音に楽しくふれるデジタル教材を取り入れており、耳でネイティブな英語を身につけます。
学習の流れとしては教材は毎月、全月末に届きますのめ、「ぺあぜっと」と「かんがえるちからワーク」は平日・休日で使い分けるのがおすすめです。
年長コース
- ぺあぜっと
- ぺあぜっとⅠ
- かんがえるちからワーク
- ぺあゼットシート
- きいてわくわくえいごパーク
- スタートセット
小学校入学前の最後の学習になるのが年長コースです。
年少、年中コースとは学習のレベルが変わります。
ただ年長コースでも親子で取り組む体験教材もメインとして取り入れているので、成長する中での考え方の変化も楽しまめす。
かんがえるちからワークは半分以上は子どもひとりで取り組む自習用ワーク教材として考えられており、親と子で取り組む教材の主となるのはべあぜっとです。
親子の会話をもとに絵をかいて提出する課題があったり、英語の音に楽しくふれるデジタル教材も年中から継続して取り組めます。
さらに年長コースは時期に合わせて届く「副教材」があります。
副教材でさらに学習を強化していくのが、Z会幼児コースのカリキュラムの一つになっているので、学年が上がることに学習量を増やし、着実に学力を高めます。
年長コースは、小学校入学前でもあるので家庭学習以外の習い事なども増える家庭は多いはずです。
これまでのリズムで一つ、習い事を増やすくらい大丈夫だろうと思っていても、実際は子どものキャパオーバーに悩む家庭も増えます。
そこでZ会幼児年長コースの取り組み方としては、かんがえるちからワークは平日の空き時間に行い、ぺあぜっとは親も余裕のある休日に進めるなどの工夫を凝らしておきましょう。
Z会幼児コースはどのコースもその月齢を考えると、レベルの高い教材です。
出来ないわけではありませんが、できることが増えると着実に学力は高まります。
できることをいかに増やすことができるかが大事!
年少コースはあまりスケジュールを気にしなくても進めやすいのですが、年中・年長と学年が上がるとZ会幼児コース以外にも習い事が増えたり、教材の内容もレベルアップするので余裕を持って取り組むことが重要です。
そこで親としては本格的な学びの一つとしてZ会幼児コースを取り入れていると認識して、年中・年長コースではスケジュールも少しずつ管理していきましょう。
Z会幼児の評判ってどうなの?
Z会幼児は、学習においても力を入れている教材です。
取り組み方次第ではお子さんの可能性を最大限に広げることができます。
その反面、親のフォローが必須になるなどのデメリットとして感じる点もあるようです。
Z会幼児のカリキュラムを知り、教材として取り入れようと考えている方はぜひ受講者の声も見ておきましょう。
Z会幼児の悪い評判
想像はしていましたが、学習時間は親のフォローは必要です。
徐々に一人学習ができる時間が増えるのもたしかですが、問題をこなす中でレベルは上がっていくので1日の学習時間全て一人でとはいきません。
実際に受講してみての感想ですが、始める前に想像していたよりもフォローが大変だなと感じます。

年中、男の子
あまり学習感がなかったので入学前にZ会幼児に切り替えたのですが、キャラクターや副教材が少なくて子どもがあまり興味を示してくれません。

年中、女の子
実際に一緒に取り組んでも、少し問題文が変わると頭を抱えます。
そしてしばらくして席を立ちます。
それなりのスキルは身につくと思いますが、親が指導役として徹しないといけないかなと思います。

年長、女の子
教材としていいと思いますが、やる気のある日、ない日とムラがあり、次の教材が届くまでに教材を終えれないこともあります。
でも娘にこの教材が終わってからとは言えず、新しい教材を開く娘に「今月はがんばろうね!」と声掛けしています。
最後まで終わらない月のことを考えると、他教材と比較すると値段が高めかなと感じます。
Z会幼児を受講している人中には教材の内容に関して、少しマイナスの評価をしている人もいます。
どうしても学習メインですので、キャラクターや副教材をなくしていると言う点でもマイナスに感じている人もいますね。
Z会幼児は幼児期の柔軟な脳をより刺激することで知力を高めることを目的にしています。
その中には、遊びごころくすぐるイラストな教材も豊富に取り入れています。
まずはワークからと勉強をイメージさせるよりは、学習の流れが掴めるまでは何か一つでもお子さんが興味を示すものから取り組んでみましょう。
先に「これは嫌い」と感じさせると、スムーズに取り組めなくなります。
そうなると親も頭を抱えてしまいますよね。
初めからZ会幼児は学習する教材と強い考えを、お子さんに与えることはせずに、何か一つ、興味の持つアイテムから学びを広げてあげましょう。
また親のフォローは必須になります。
でも、これは学習に力を入れているZ会幼児に限ったことではないはずです。
幼児向けの教材はどんな教材でも親のフォローや管理は必要です。
同じ時間を割くなら、楽しみながら着実にスキルアップが期待できるZ会幼児を取り入れるのもアリだと思います。
Z会幼児の良い評判

年中、女の子
キャラクターや知育玩具が付録でついてくる教材と悩みましたが、どうせやるなら学力アップを目指したくてZ会幼児に決めました。
どんな教材がくるかワクワクしている娘、届いた日はとにかく2人で教材のいろんなページを見ました。
なんだかワクワクしているのが伝わったので、この調子で学習時間はできるだけ楽しみながら付き添おうと思っています。

年長、女の子
もちろん1日の学習時間全部を子ども一人に任せられるわけではありませんが、流れを掴むとある程度子ども一人の学習時間は定着します。
一人で学習することも大事!そして一緒に考え、解く楽しみを共有することも大事!
初めにしっかりと学習の流れを作ってあげたら、Z会幼児で確実に学力はアップします。

年長、男の子
初めはレベルの高さに驚きました。
でも子どもは抵抗なく考えるんですね。
分からないことがいっぱいの時期ってこれは難しいからやらない!これは簡単だからやる!とはあまり考えないようです。
分からないなら聞けばいい!そんな時期なので、Z会幼児レベルで教材を始めて良かったです。

年中、女の子・年長、男の子
兄が分からないことを妹が理解していたり、妹が分からないことを兄が教えたりと、簡単すぎないから我が家では成立しています。
2人いるとどちらかが教材を開くと、一緒に開いてくれるのも助かってます。
私はそばで付き添う程度で、できるだけ自分で考えてもらっています。
考えている時にワークにいろいろ書き込みますが、子どもの想像力は本当に凄いです。
考えることも幅広く、見ていて面白いです。
たくさんのことを吸収して、想像力や思考力、そして学力を高めたいと考える人にはZ会幼児は本当におすすめです。
Z会幼児を取り入れて満足している人の口コミに共通していることは「親が一緒に学ぶ教材」と理解している点です。
おもちゃや玩具メインの教材だと、どちらかというとおもちゃや玩具に頼ってしまいがちです。
そこからでも何かしらの知恵が身についているんだろうなと考えますからね。
でもZ会幼児ではメインキャラクターがいるわけでもなく、知育玩具が豊富にあるわけではありません。
家庭内にあるもので工作したり、おもちゃを作ることを目的にしています。
そこで親と子のコミュニケーションも図れます。
さらにワークの取り組みをサポートする時間もコミュニケーションの時間になります。
幼児期の学習は定着させることが難しいのですが、Z会幼児は自然と親がそばにいる時間が増えます。
一人で与えられたことをするわけではなく、一緒に取り組めるので、こうした目的を持つ教材と理解していたら、自然とお子さんの学力は高まるのでしょう。
Z会幼児の料金システムは?
Z会幼児は学力向上にも力を入れています。
そこで気になるのが料金です。
口コミにも他の教材と比較すると少しお高めとコメントがありましたが、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
コース | 料金(12ヶ月一括払いの場合) |
---|---|
年少コース | 月あたり:1,870円(税込) |
年中コース | 月あたり:2,244円(税込) |
コース | 月あたり:2,431円(税込) |
Z会幼児コースは年少、年中、年長とコースによって料金が異なります。
また紹介した料金は12ヶ月払いで計算した時の月の料金です。
Z会幼児は料金を毎月払いと6ヶ月払い、12ヶ月払いと選ぶことができます。
一番お得なのか12ヶ月払いです。
そして他の教材と比較して高いのかという点ですが、幼児向け教材の中には破格な980円で入会できる教材もあります。
内容としてはZ会幼児と比較すると、やはり簡単な問題が多いです。
また教材量も異なります。
そこで一般的な教材と比較すると、大半は2,000円前後から料金がかかるので、驚くほど高いというわけではないと思います。
さらに内容の充実度を考えると、教材代として高いとは言えないはずです。
注意しておきたいのはそれぞれのコースで少しずつ料金が上がるという点です。
年少コースからスタートする子もいれば、年中コースからZ会幼児を始める子もいるでしょう。
次の学年に上がるときは教材費が上がります。
でも入会金・再入会金は0円ですので月額費用のみで加入できるという点では、気軽に試せるのがメリットになるでしょう。
Z会幼児は学ぶ力が身につくから勉強が楽しくなる
お勉強感の強いZ会幼児ですが、2つのメインの教材の中で「ぺあぜっと」では何か書き込むのではなく、家にあるものを使って楽しんだり、作ったりします。
不要なものを工作に使うことで想像力を身につけたり、楽しみを感じながら手先を動かし一つのものを作り上げます。
もちろん「かんがえるちからワーク」では学習をメインに取り組むので、学力アップの面に関しても徹底的にサポートしてくれます。
学びだけでなく、多岐にわたっていろんなことを吸収して欲しいと考えるのであればZ会幼児はおすすめの教材です。
販売会社 | 株式会社Z会 |
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所在地URL | 静岡県三島市文教町一丁目9番11号 |
電話番号 【Z会幼児・小学生コース お客様センター】 |
0120-79-8739 |
URL | https://www.zkai.co.jp/ |
年中、男の子