ドラえもんがメインキャラクターだったドラゼミから教材内容を変え、幼児向けにも教材を提供しているまなびwith。
自分のリズムで自発的に学ぶ姿勢が身につくと人気の教材でもありますが、どのような学習に取り組めるのか?
ドラゼミとの違いはあるのか?そして本当にひとり学習ができるのかなど気になる点はあります。
そこで今回、まなびwithについて受講者の口コミや学習内容を調査しました。
年少からも取り入れることができるまなびwithですが、いつから始めることが理想なのかなども見ていきましょう。
まなびwithってどんな教材なの?
まなびwithはドラゼミの頃から図鑑を取り入れた学習に力を入れている教材です。
図鑑を取り入れる教材に関してはドラゼミ時代とは違いはありません。
大きな違いとしてはメインキャラクターのドラえもんは一切出てこないこと。
代わりとなるのは、筆記用具として使用される鉛筆やハサミなど5種類のイラストキャラクターが登場します。
またドラゼミと言えば、作文をイメージする人も多いのではないしょうか?
なかなか幼児向け教材に作文の科目は珍しいですからね。
ドラゼミに入会を決めたのが作文が学習の中で、取り入れられているからといい人ととても多かったです。
そんな作文もまなびwithでも科目の一つとして取り入れられています。
ドラゼミから学習内容が大きく変わったというよりは、さらにバワーアップして教材の内容を充実させているのがまなびwithです。
では、まなびwithではどのような学習ができるのか見ていきましょう。
図鑑を取り入れることで脳を鍛える学習ができる
まなびwithの武器といえば2つです。
その一つが図鑑を取り入れる学習。
もう一つは作文ですね。
まずは図鑑を取り入れることで、どのような学習ができるのか?そしてどのように学力を高めることができるのは見ていきましょう。
まなびwithはまなびブックという冊子がワークになっています。
基本的には見開き2ページを1日ずつ取り組んでいくのですが、この内容も考える力を育む、ちえ的な問題が並びます。
中でも特徴的なのは図鑑と全く同じページを使った調べ問題です。
イラストでリアルな昆虫たちが描かれています。
まなびwithで使用される図鑑はプレNEO図鑑で、図鑑の中でもカラーが多く使用されているので、幼児期も自然と興味を示してくれます。
たくさんの昆虫などの生態をイラストで目にすることで、頭の中で考える力が育ちます。
この学びから思考力を高めることが期待できるのですが、図鑑以外の問題もちえ的な問題が非常に多く、柔軟な脳を養うこともできるのです。
DVDで連携されるから学習がスムーズにできる
まなびwithはワーク問題とDVDを連携させることで、より深く知識を叩き込むことができます。
DVDは季節の行事やかず、あいうえおの歌などが6曲入っています。
また歌以外にもカードやおはじき、時計やすごろくなどワークで内容と連携させることで学びを深める目的を持っています。
年に2回の添削で学習の間違いをしっかり理解する
教材の中でも特に幼児向けの教材は添削のない教材が多いです。
小学校、中学校と学年が上がるとそれなりにひとり学習を始めます。
理解して問題を解いて、添削のために月一に学習した教材を送ります。
しかし幼児となると日にちが経って答案が返ってきても、いまいち理解できないですよね。
そこで添削はなしにして、教材の丸付けは親がします。
でもまなびwithの幼児コースでも年に2回の添削問題があります。
幼児用の教材ならある程度は親が理解していると思いますが、9月と1月は添削問題があるので、普段と違った環境での学習にも触れられます。
親としても添削問題が返ってきて、目を通してみると解説や思考を凝らした考え方などを知ることができるので、幼児向けに添削問題は不要と感じている方も、一度まなびwithの添削問題で実際にどのような学びにつながるのか体感してみてもいいと思います。
ちなみに添削問題は郵送で送ります。封筒は含まれていますが切手代はかかるので注意しておきましょう。
まなびwith幼児コースの到達点と始める時期は?
幼児向け教材の中でも学びを重視しているまなびwithですが、年長の学習を終えるとどこまでのスキルが身につくのでしょうか。
もじ | 読解、100文字程度の作文 |
---|---|
かず | たし算、ひき算数、文章題、時計 |
その他の副教材 | 入学準備ワーク |
この内容は年長最後の3月号の学習内容です。
作文も100文字程度の作文が課題として出されます。
足し算だけでなく引き算演習も含まれてくるので、小学校入学前に小学校で学ぶ勉強を学ぶことができるのです。
まなびwithのカリキュラムとしては、幼児期でここまでの学習を終えるので、他の教材と比較してもかなりレベルが高いことは分かります。
いつから始めるのがベストなの?
まなびwithの学習内容をみると、ウチの子でもできるのかと不安も感じます。
でも、年少コースから用意されている点を考えると急に難しい問題が出題されるということはありません。
年少さんには年少さんが興味を示すものを取り入れながらの学習ができます。
もちろん少し出遅れた感のある年中の時期でも、学年が一つ上がったことに本人もいろいろと感じる時期。
新たなことを始めるのにはベストなタイミングとも言えます。
まなびwithのことを知らずに年長になってしまった…なんて人も、年に2回の添削以外は親が丸付けをします。
そこでしっかりコミュニケーションを取りながら、お子さんのペースで進めることでしっかり学習能力は高められます。
結局は何を求めるかだと思います。
おもちゃや玩具メインでお子さんが楽しみながら学習しているけれど、学習内容はいまいちと感じる教材を取り入れるのか?
しっかりと小学校入学前に親のフォロー体制も整え、学習能力を高めたいのか?
極端な話ですが、幼児向け教材はどちらかになります。
もちろん前者であっても鉛筆を握ったり、シールを貼ったり、日常生活の中でもマナーは身につきます。
しかしまなびwithのように、作文や足し算、引き算などの課題が出てくるものは少ないです。
親のフォローは必須になりますが、学習能力を高めたいと考えるのではあればまなびwithはおすすめです。
入会のタイミングに関しては早ければ早い方がいいのはたしかです。
でも年中だから年長だからと諦める必要はありません。
早く入会しても年少の時期には全く取り組めないなんて子もいますからね。
お子さんに合わせて、お子さんと一緒に学習できるのであれば、いつでもいいのかなと思います。
まなびwithの評判ってどうなの?
勉強感がそれなりに強いまなびwithですが、実際の受講者の評判も気になります。
- 向かない子はいるのか?
- 最後まで続けてくれるのか?
- 本当に学力は向上するのか?
こうした点も受講者の口コミを参考に見ていきましょう。
まなびwithの悪い評判
妹が年少になったので同じようにまなびwithを申し込みました。
お兄ちゃんはしっかりと学習していたのですが、活発でお外遊び大好きの娘にはあまり向いていないようです。
教材を出しても「遊びたい!遊びたい!」の一点張り。
幼稚園に入園してまた新たな発見をいっぱいしている時期だから仕方ないかなとは思いますが、スイッチが入ることを願います。

年中、男の子
親としてはとても評価の高い教材です。
大人が目にしても興味をそそります。
ただ、息子には勉強感が強いのかあまり取り組もうとしません。
なんとか椅子に座っても息子は図鑑のページしか興味を持たず、ページを変えると図鑑に戻すか、席を離れます。
あまり強くいうと逆効果かなと見守っていますが、内心このまま取り組んでくれなかったらどうしようと焦りもあります。

年長、女の子
2歳から教材を取り入れて学習していますが、嫌がることなくどちらかと言うと楽しんでいます。
そんな娘にピッタリと年少からまなびwithを始めました。
毎日楽しそうに学習するので、親から見てもなかなか頭のいい子だと思います。
ただ、年長に上がり教材も少し難易度を増しましたが、娘は10日程度で教材を終えます。
娘がハイペースなことは分かるのですが、もう少し教材内容を増やして欲しいなと思います。

年中、男の子
内容的にはいいと思います。
息子もそれなりに頑張っています。
ただ、親のフォローが必要なので忙しい時は「ちょっと待って」と学習を止めてしまいます。
ひとり学習できるかと言われると、しっかり勉強しようと考える子は一つ一つの問題を理解したいと思うので、そのたびに声をかけてきます。
どうしても毎日の「ママ、これなに?」が少しネックになります。
まなびwithにもマイナスの評価もあります。
- 勉強感が強くて子どもが興味を示さない
- 学力の高い子には教材が少ない
- 親のフォローが必須で大変
たしかに勉強感は強いまなびwithです。
でもなんでも興味を示す幼児期は、声かけや取り組み方を変えると急に興味を示すことなんてよくあります。
もしまなびwithでなかなか学習してくれないと悩んでいる方は、少しオーバーリアクションでもいいので教材を見て楽しむ姿を見せてください。
親が楽しそうにしているものは、子どもにとっても魅力的なものです。
え?なになに?見せて!なんて反応を示してくれたら、学習を始めるきっかけになります。
ですので、やはりまなびwithは親のフォローは必要になります。
あまり時間をかけられないと言う人は、特に年少の時期はひとり学習が難しいので、少し入会のタイミングを考える方がいいでしょう。
まなびwithは子どもと親と一緒に取り組むことで、学力をぐんぐんと高めてくれます。
慣れてくるとそれなりに一人でも問題をこなすことはできます。
中には学力が高くて、教材の量が少ないことがマイナスと言っている人もいるくらいですからね。
なかなかハイレベルの教材でも一人学習が定着すると、スラスラとこなしてくれるまでレベルアップできるのです。
初めは付きっきりの学習になるかもしれません。
そこを考慮して入会のタイミングを考えたり、毎日どこかで時間を確保すると決めて、取り組むとスムーズにストレスなく学習を進めることができるはずです。
まなびwithの良い評判

年中、女の子
正直、年少の頃はイヤイヤやっている感が強かったです。
でも年中に上がると同時に、幼稚園ではお姉ちゃん扱いされることが刺激になったのか、「年中さんだからできるよ!」とスイッチが入りました。
今では毎日必ず教材を開きます。
幼稚園でもお勉強してると自慢げに話をしているようで、年少の頃退会を考えていましたが、続けていて良かったと思っています。

年中、男の子
好きなことには徹底する性格なので、図鑑が相当息子を刺激したようです。
その流れで学習も自然と始めるようになりました。
得意分野があると他の学習にも抵抗がなくなるのか分かりませんが、息子にまなびwithを始めされる時、特に男の子だから無理かなと考えていました。
でも実は昆虫や動物大好きの男の子には図鑑が息子のなにかを刺激してくれたようです。
一番好きなのは図鑑ですが、かずにも興味を示してくれているのでまなびwithにして良かったと本当に思っています。

年中、女の子
兄は幼児期に塾に通っていました。娘は送り迎えで付いてくる感じでしたが、娘に塾を進めるとまだ3歳なのに頑なに拒否しました。
何か嫌なんだろうなと家庭学習を考える中でまなびwithに決めました。
兄がいるので一緒に学習できます。
兄も勉強は好きなので色々と教えていますが、最近は自分で最後まで解きたいらしく、兄のサポートを嫌がります。(笑)
ここまで前向きに取り組んでくれるので、レベルが高いと言われているまなびwithにしておいてよかったです。

年長、男の子
まなびwithはずっと気になっていましたが、息子はきっとできないと思っていました。
でももういよいよ来年1年生と考えると、それなりに学力を高めたくてまなびwithに変更しました。
初めはもちろん嫌がってました。
でも一緒に取り組む中で分かることが増えると楽しくなっているみたいでワークを見ながらDVDを流すのが習慣化しています。
できた時は思いっきり褒めています。
褒める価値のあるくらいのレベルだと言うことは教材を見ているので分かっています。
だから問題が解けると親も嬉しくなります。
そんな毎日を繰り返していると、息子も解くことを楽しいことと感じているのか「待って!もうちょっと考える!」と考える力が身についています。
最初は不安でしたが、まなびwithに切り替えてよかったです。
教材としてまなびwithを選ぶのであれば、どのような教材なのかをまずは親が理解しておくことが大事ですね。
どんな教材かあまり把握せずに入会しても、子どもにとっては面白味のないものとして感じさせますし、親としてはフォローが大変と感じてしまいます。
まなびwithは基礎を作って、さらに上のレベルの学習を進める教材です。
子どもの学力アップを望むのであれば、最適な教材。
ただし、まなびwithで高い学習スキルを身につけるためには、スタートと親のフォローが大事になってきます。
入り口で失敗すると克服が難しいのも子どもあるあるですので、まなびwithを始める際は特にスタートは親も一緒に楽しみながらのお勉強を始めましょう。
まなびwithの料金システムは?
まなびwithはドラゼミからさらに教材内容を充実させています。
そこで気になるのは料金です。
コース | 毎月払い(税込) | 6ヶ月分一括払い(税込) | 12ヶ月分一括払い(税込) |
---|---|---|---|
年少 | 2,268円 | 12,702円 | 24,948円 |
年中 | 2,538円 | 14,214円 | 27,924円 |
年長 | 2,538円 | 14,214円 | 27,924円 |
まなびwithは年少と年中、年長と料金が異なります。
年少は学習の内容的にも料金は少し安いです。
年中、年長となると内容も量も変わってくるので少し料金が高くなります。
それでも年長3月号ではかなりハイレベルの学習まで到達しているので、比較するのであれば塾ですが塾でかかる月謝と比べてもかなり安いです。
また月払いと6ヶ月払いと12ヶ月の支払い方法が選べます。
12ヶ月一括で支払うとお得ですので、1年間続けると決めているのであれば12ヶ月の一括払いでコストを抑えましょう。
おためし教材を活用しよう
まなびwithで高いレベルの学習を始めたいけど、やっぱりウチの子が続けてくれるか不安と考える人もいると思います。
そんな人も、いろんな教材と比較したいと考える人もまなびwithのおためし教材を利用しましょう。
まなびwithはおためし教材としておためしワークが一週間分届きます。
この中にはDVDも付いてくるので、実際の学習の流れが掴めます。
1週間分あるので、まず1週間お子さんと試して見て、お子さんの反応を見るのもいいでしょう。
親としてもどこまでのフォローが必要になるのかも確認できます。
いきなり申し込んで結局、子どもに合わなかったなんてことにならないように、まなびwithを検討している方はぜひ、おためし教材を活用してください。
まなびwithは図鑑や作文科目も取り入れているから学力アップが期待できる
まなびwithは図鑑を取り入れたワーク、そして作文に力を入れている教材です。
考える力だけでなく、たくさんの知恵がつき、思考力や解読力が高まります。
小学校入学前の基礎となる土台はしっかり作った上で、さらにレベルの高い学習を取り入れられることができます。
難易度が高いと言うイメージが先行しがちですが、学力アップを望むのであれば、親のフォローで着実にお子さんの学力は高まります。
基礎力だけでなく、プラスの知識を身につけたいと考えるのであればまなびwithがおすすめです。
販売会社 | 株式会社小学館集英社プロダクション |
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所在地URL | 〒101-8415 東京都千代田区神田神保町2-30 昭和ビル |
電話番号 | 03-3222-9100 |
URL | https://www.shopro.co.jp |
年少、女の子